膵臓の位置は肋骨の下!直接マッサージできる
膵臓が弱ってインスリンの分泌が減ると、血管が深刻なダメージを受けることになります。そこで、膵臓の位置を把握して直接マッサージする方法を紹介しましょう。膵臓の位置は肋骨の下、体の中心から左側にかけて。この膵臓の位置にはマッサージに最適なツボがあるのです。
膵臓の位置を把握してマッサージ
膵臓が弱ってインスリンの分泌量が減ると、血中のブドウ糖が増えて血管が深刻なダメージを受けます。それを防ぐためにおすすめなのが、膵臓の位置を把握して直接マッサージする方法です。
膵臓の位置は体の中心から左側にかけて、肋骨の下にあたり。この膵臓の位置には、マッサージに最適がツボがあるのです。それが「章門」というツボになります。
胸のトップから下に下がっていって、ちょうど肋骨が終わる部分にあるのが章門。手に肋骨が当たらなくなった場所で手を止めます。その位置から肋骨の内側に指を入れ込むように3回ほどマッサージするのです。
膵臓の位置を押して痛みを感じる場合
膵臓の位置は左側なので、左側の章門を重点的にマッサージしましょう。ちなみに右側は肝臓の位置にあたります。左右の章門を同時に押すことで、膵臓だけでなく肝臓もマッサージできるのです。
膵臓の位置がハリがなくて痛みがあったり、フニャフニャしていたりしたら、膵臓が弱っているかもしれません。生活習慣を見直しながら、膵臓マッサージを行って膵臓を活性化しましょう。膵臓はストレスなどの心の疲れのほか、早食いや不規則な食事でもダメージを受けます。
朝の9~22時は膵臓が活動的になる時間帯。1日1回、この時間帯に膵臓の位置あたりをマッサージするのが理想です。もし膵臓の位置を押して痛みを感じる場合は、代謝がよくなるお風呂上りに試してみるとよいでしょう。
膵臓の位置で急性膵炎を早期発見
膵臓は消化器官の1つ。膵臓の消化液はかなり強力です。この膵液があふれて、膵臓自らを溶かしてしまう病気が膵炎。進行すると、漏れ出した消化液がまわりの臓器まで溶かします。このため、膵炎は早期に発見することが肝心です。
とはいえ、膵臓の位置は肝臓や胃などの裏側に隠れた場所。急性膵炎と胃痛はよく間違えられます。そんな急性膵炎を早期発見するポイントは背中の痛みです。膵臓の位置は体の表面ではなく奥にあるため、背中から叩いたほうが響くほど。背中に痛みを伴っていたら急性膵炎の疑いがあります。
膵臓の位置でわかる急性膵炎を見分けるポイントに、体を前側に丸まると痛みが止まって、反ると痛みが強くなること。前かがみになると急性膵炎がやわらぐのは、背骨による膵臓への圧迫が弱まるからです。
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