食事制限がダメときは「一品足す」発想が大切
食事制限といえば糖尿病食。血糖値が上がるものを食べないようにする発想です。しかし、今後は食事制限でなく一品足す発想に変わっていくでしょう。血糖値を下げる腸内細菌を増やすことで糖尿病は改善します。ふだん食べている食事にプラス一品を食べるようにするのです。
食事制限の代わりに一品追加する
食事制限の糖尿病食の代わりに、一品追加して食べるのは水溶性食物繊維です。ゴボウやニンニク、タマネギ、ニンジンなどに多く含まれます。根菜類と呼ばれる根っこの野菜に多いのが水溶性食物繊維です。
水溶性食物繊維はキノコ類や海藻類にも多く含まれています。納豆などのネバネバ食品もおすすめ。これら水溶性食物繊維が豊富な食べ物をどれか一品、ふだんの食事に加えるのです。
ポイントは食べてはいけない食事制限の食品ではなく、食べてくださいという食品であること。糖尿病は食事制限でなく、自分の好きなものを加える食事で改善することができるのです。
食事制限に変わる糖尿病食の発想
食事制限に変わる糖尿病食に有効な考え方が、腸内細菌をペットだと思うこと。ペットですから、毎日エサをあげなければなりません。そこで、飼っている腸内細菌にエサを与えるつもりになると、水溶性食物繊維を摂ることが長続きします。
とはいえ、血糖値を下げる腸内細菌を増やす食事方法は体質を改善するもの。体質改善には時間がかかるので、糖尿病の治療を行っている人は治療をやめてはいけません。
体質というと、なかなか変えられないとあきらめる人が多いでしょう。しかし、腸内細菌に水溶性食物繊維を与えることで、糖尿病になりにくい体質に変えることが可能。体質は変えられるもので、その体質を自分の新しい体質とすることができるのです。
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