ドローインの効果で自律神経を整える方法とは?
ドローインはお腹をへこませた状態をキープしながら呼吸を続けることで、腹筋のインナーマッスルを鍛えられます。このため、ぽっこりお腹の解消がドローインの代表的な効果です。このドローイン、やり方次第では自律神経を整える効果もあります。詳しくやり方を見ていきましょう。
ドローインの効果が現れる腹横筋
ドローインの効果がまず現れるのは腹筋のインナーマッスルである腹横筋です。腹横筋はお腹をコルセットのように囲んでいる筋肉。このため、ドローインの効果でウエストがシェイプアップできるのです。
ドローインの基本は、お腹をふくらませたりへこませたりする腹式呼吸を何度か繰り返したのち、大きく息を吐くと同時にお腹をペチャンコの状態にします。このまま呼吸を続け、なるべく長い時間ペチャンコの状態をキープするのです。
このとき、呼吸の仕方を少し変えるだけで、ドローインに自律神経を整える効果を加えることができます。自律神経とは、とくに意識しなくても自然に体の機能を調整してくれる人間本来の機能です。
ドローイン効果が自律神経を整える
心拍数増加と自律神経には交感神経と副交感神経があります。交感神経は、運動しているときや興奮しているときなど、活発に活動するときに働く神経です。一方、副交感神経はその逆。リラックスしているときは睡眠中に働きます。
そして、現代人はストレス過多な生活により、自律神経のうち交感神経が常に優位な状態。脳や体が十分に休息できないため、なかなか疲れがとれないような症状が出るわけです。
そして自律神経は、基本的に吸う息で交感神経を働かせ、吐く息で副交感神経を働かせられます。このため、ドローインで息を吐くことを意識することで、副交感神経を優位になるということ。すなわち、ドローイン効果が自律神経のバランスを整えるのです。
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