超回復の嘘!筋肉痛がなくても筋肥大は望める
超回復には筋肉痛が必須…というのは嘘です。もちろん筋トレ当初は筋肉痛がおきますし、そのあとしっかり休めば筋肉は超回復します。しかし、筋トレを継続すると筋肉痛なしでも筋肥大は発生するもの。超回復に大切なのは筋肉の疲労、そしてそのあとの休養と栄養なのです。
筋損傷を修復するときに超回復
筋トレの現場では、筋肉痛を伴わないようなトレーニングでは筋肥大はおこらない…という考え方が定着しています。
たしかに、筋トレを始めたばかりのころはちょっと動かせば筋肉が悲鳴を上げるもの。細かい筋損傷ができたことによる痛みです。そして、この筋損傷を修復していくときに超回復がおきます。
しかし、筋トレを継続していると、痛みは軽減していくものの筋肥大はするという現象がおきるもの。じつは筋損傷が筋肥大のための必要条件というわけではないのです。
超回復には筋肉痛が必要…は嘘
筋肉痛を筋トレの成果として捉える人もいますが、これは超回復の嘘。痛みを感じないからと負荷をかけすぎると、本格的に筋肉に損傷を与えてしまう場合もあるのです。
筋肉痛がなくても超回復はおきることはしっかり覚えておきたいところ。超回復に疲労は必要ですが、筋肉痛は必ず必要というわけではありません。
痛みを求めて闇雲にトレーニングを重ねると、筋トレを中断しなければならない羽目に…。結果的に筋肉には、超回復するどころか以前のサイズに戻ってしまいます。
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