むくみの原因は水分摂取ではなく塩分の摂りすぎ
むくみの原因が水分の摂りすぎにあると思っている人も多いのでは? 朝起きたときに顔がむくむのが嫌で、寝る前の水分を控えている人もいるでしょう。しかし、むくみの原因が水分摂取にあるというのは大間違い。むくみの原因は、塩分の摂りすぎにあるのでした。
むくみの原因は水分ではない
病気でもないのに朝起きたときに顔がむくんでいたり、夕方になると手足がむくんでいたり…。多くの人が悩んでいるのが体のむくみ。じつは、このような体のむくみは血管がダメージを受けているサインの1つです。
そんな体のむくみの原因というと、多くの人がイメージするのが水分の摂りすぎでしょう。夜に水分を摂りすぎると翌朝、体がむくむという話は、誰でも一度は聞いたことがあるはずです。
それを気にして、夜の水分摂取を控えているように意識している人もいるほど。しかし、体のむくみの原因が水分の摂りすぎというのは大きな間違いです。水を飲んでも、日常的な常識の量ではむくみの原因にはなりません。
むくみの原因のは塩分摂取量
じつは、体のむくみの原因の1つは塩分の摂取量にあります。塩分摂取量が適切な人は、水分を多く摂っても尿として排出されてしまうため、体のむくみはおきません。
ところが、ふだん塩分を多く摂っている人は、血液中の塩分濃度がふだんから高い状態。塩分濃度を薄めるために、摂取した水分が体の外に排出されないため、血管の中に留まってしまいます。これが体のむくみの原因です。
さらに、塩分の摂りすぎで体がむくんでいる人は、高血圧や動脈硬化のリスクも高いといいます。このため、厚生労働省は1日の食塩摂取量の目標を、女性は7g未満、男性は8g未満としているのです。
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