ふくらはぎのむくみ解消なら「きな粉」を食べる
ふくらはぎのむくみの原因は、水分ではなく塩分の摂りすぎにあります。ここで、過剰な塩分を自然に排出してくれるのがカリウム。ふくらはぎのむくみ解消には、カリウムを日常的に摂ることが効果的です。そして、カリウムがたっぷり含まれている食材が「きな粉」なのでした。
ふくらはぎむくみをカリウムで改善
もともと尿の中に塩分を出しやすくするカリウムが存在することは知られていました。カリウムには、体の中の余計な塩分を尿と一緒に排出する効果があるというわけです。
このため、ふくらはぎむくみを改善したり、血圧を正常にしたりと、血管を健康に保つことができるのです。実際、カリウム摂取量が増えてくると血圧の上がり方が少なくなって、最終的には余命が長くなるという疫学調査もあります。
厚生労働省が勧める1日のカリウム摂取量の目標は、女性が2,600mg、男性が3,000mgです。これに対して、20歳以上の日本人の1日のカリウム摂取量の平均は2,184mg。女性で400mg強、男性で800mg強も不足しています。
ふくらはぎのむくみ解消にきな粉
そこで、この不足分を手軽に補えるおすすめ食材が「きな粉」です、きな粉にはカリウムがたっぷり含まれています。カリウムが多いといわれる食材と含有量を比較してみましょう。
100g中のカリウムは、バナナが360mg、納豆が660mg、アボカドが720mg、パセリが1,000mgとなっています。これがきな粉の場合、100g中に2,000mgものカリウムを含んでいるのです。
このため、女性に不足している1日400mg強のカリウムは、きな粉大さじ3杯で補うことが可能。すなわち、食事1回にきな粉大さじ1~2杯を何かの料理に混ぜることで、不足しているカリウムを補うことが可能。これで、ふくらはぎのむくみ解消が期待できるのでした。
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