体脂肪を落とすなら筋トレ後の有酸素運動が効く
体脂肪を落とすなら有酸素運動が効果的なのはご存じのとおり。じつは有酸素運動は筋トレと組み合わせることで、体脂肪を落とす効果が倍増します。ただし、組み合わせるときに注意したいのがその順番。筋トレ後に有酸素運動をするという順番が、体脂肪を落とすのに効率的なのです。
体脂肪を落とす筋トレ後の有酸素運動
有酸素運動はよく、20分以上続けないと体脂肪を落とすことができないといわれます。これは体脂肪が分解されてエネルギー源として利用されるのに時間がかかるため。その目安が20分というわけです。
しかし、筋トレには成長ホルモンなどの働きによって、体脂肪の分解を促進するといううれしい作用があります。すなわち筋トレ後は、すでに体脂肪の分解が進んでいる燃焼しやすい状態です。
このため、筋トレ後に有酸素運動を行えば、スタート直後から効率よく脂肪燃焼されるというわけ。有酸素運動といっても、ウォーキングやジョギングなどで十分に体脂肪を落とすことができます。
体脂肪を落とす有酸素運動のハードル
しかも、有酸素運動の20分以上という縛りもありませんから、3分でも5分でもできる範囲で行えば体脂肪を落とすことができるというわけ。有酸素運動のハードルがグッと下がるでしょう。
さらに、成長ホルモンによる体脂肪の分解促進作用は5~6時間ほど続くもの。じつは、有酸素運動は筋トレ直後でなくでもかまいません。たとえば午前中に筋トレして、午後に意識的に活動することでも体脂肪を落とせるわけです。
もし筋トレ前に有酸素運動をしたとしても、体脂肪を落とす効果が激減してしまうわけではありません。とはいえ、筋肉をつけたり脂肪を燃焼させたりするという意味では、損なやり方といえるでしょう。
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