ぽっこりお腹の原因は座っている時間が長いこと
ぽっこりお腹の原因は座っている時間が長いことにありました。アメリカの研究によれば、肥満の人は標準体重の人より座っている時間が長いことがわかっています。しかも、日本人は座っている時間が世界でもトップクラス。これが大腰筋の筋力低下を招いて、ぽっこりお腹の原因となるのでした。
ぽっこりお腹の原因は座りすぎ生活
じつは、ぽっこりお腹の原因は座りすぎ生活にあります。アメリカの研究者が1日の平均座り時間を調べると、標準体重の人は6時間47分に対して肥満の人は9時間31分。なんと太っている人は2時間44分も座っている時間が長いのです。
それでは、座りすぎ生活でなぜぽっこりお腹になるのでしょうか。座りすぎ生活をしていると、大腰筋という筋肉が衰えることが研究でわかっています。大腰筋とは、お腹の奥にある大きな筋肉です。
大腰筋は背骨のS字カーブを作り、正しい姿勢を維持するために働いています。大腰筋が衰えると猫背になって骨盤が後ろに傾くこととなります。すると、内臓が前に押し出されてしまうことになるのです。
ぽっこりお腹の解消は大腰筋を活性
これが座りすぎ生活でぽっこりお腹になる大きな原因。しかも、じつは日本人は世界でもトップクラスの座りすぎの民族。20の国と地域を対象に座り時間を調査したところ、日本人の平均は世界最長の7時間でした。
大腰筋は年齢を重ねるごとに衰えていきます。年齢による大腰筋の面積の変化を見てみると、20代以降はどんどん減っていき、50代になると20代のほぼ半分。1歳で1%低下するといわれています。
とはいえ、大腰筋はどんなに歳をとっても鍛えることができる筋肉。70歳の人でも80歳の人でも、鍛えれば若返ることができます。ぽっこりお腹を解消するためには、座りすぎの生活を改善して大腰筋を活性化することが重要なのでした。
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