筋トレの筋肉痛は2日前の42度10分入浴で防止
お風呂は目的によってその効果を最大限に発揮する温度が決まっています。たとえば、筋トレの筋肉痛を防止するお風呂の温度は「42度」です。筋トレの筋肉痛を防止するなら、42度のお風呂に10分入浴するのが効果的。しかも、筋トレをする2日前にこの入浴法を行うのがポイントです。
筋トレ筋肉痛をお風呂でコントロール
人間の体には「ヒートショックプロテイン」、略して「HSP」という、体の傷ついた部分を修復する万能のタンパク質があります。文字どおり「ヒート(熱)というショック(刺激)を与えると増加するプロテイン(タンパク質)」です。
このHSPは、傷ついた細胞内のタンパク質を修復してくれるため「タンパク質の修理屋さん」の異名をとっているほど。そして、このタンパク質は、体を温めた2日後に急増。そのベストの温度が「42度」なのです。
つまり、激しい運動などをする2日前に42度で10分ほどお風呂に入っておけば、筋肉痛になりにくくなります。筋トレの筋肉痛はお風呂の入り方でコントロールできるのです。
筋トレの筋肉痛を防止する体温の目安
熱めのお湯が苦手なら41度のお湯なら15分、40度なら20分でもかまいません。これで筋トレの筋肉痛を防止するHSPを増やすことができます。感覚としては、汗がじわじわと出てきて、体温がほぼ38度になるのが目安です。
筋トレの筋肉痛を予防するには、入浴後の保温も重要。入浴後は下着の上にトレーナーなど保温性のよい服装を心がけます。靴下も履いてしっかり保温しましょう。冷たい飲み物は急激に体温を下げるのでNGです。
お風呂はただ気持ちがいいだけで入浴するのはもったいない話。1度温度が違うだけでもその効果は劇的に変わってきます。筋トレの筋肉痛予防にぜひ活用してみましょう。
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