体脂肪を減らすなら最大心拍数の65~75%がイイ
運動しているのになかなか痩せない…そんな人にオススメの効率よく体脂肪を減らす方法を紹介しましょう。体脂肪を減らすなら最大心拍数の65~75%の運動強度がもっとも効率的。そのためには、ちょっと早めのウォーキングで十分。心拍数を測りながら歩けば効率的に体脂肪を減らせます。
体脂肪を減らす効率が下がる
運動で効率よく体脂肪を減らせるかどうかのカギは心臓にあります。有酸素運動とは全身に酸素を送って、体脂肪を減らす比較的ゆるやかな運動のこと。激しい運動で心臓に負担をかけすぎると、酸素の供給が追い付きません。
すると、酸欠状態に陥って有酸素運動が無酸素運動になってしまいます。体脂肪が燃えにくくなって、体脂肪を減らす効率が下がってしまうのです。
そして、酸素の適切な供給量を知る目安となるのが心拍数。目標心拍数とよばれるものです。目標心拍数は、最大心拍数の60~75%が目安になります。
体脂肪を減らす30分の早歩き
最大心拍数は「220」から年齢を引いた数値。その75%が目標心拍数の上限値、60%が下限値となるわけです。計算式にすると「(220-年齢)×0.75」が上限値、「×0.6」が下限値ということです。
年齢が30歳であれば目標心拍数は「114~143」、40歳であれば「108~135」、50歳であれば「102~128」となります。心拍数は1分間の拍動を測りますが、15秒間で計測した回数を4倍して使用するとよいでしょう。
この間に入るような心拍数の運動なら、心臓は無理なく動いて酸素を十分に供給できるということ。ちょっと早歩きくらいで十分です。必要最低限の負荷で1日30分も歩けば、効率よく体脂肪を減らすことができるでしょう。
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