やけどの水ぶくれの処置は湿潤療法がおすすめ
料理中に敦夫お湯がかかってしまたり、火にかけたやかんや鍋をうっかり触ってしまったり。いくら気をつけてもやけどはおきてしまうもの。そんなやけどの措置は湿潤療法がおすすめ。やけどで水ぶくれができたときの処置も湿潤療法です。やけどの水ぶくれは10cmくらいなら過程で治せます。

水ぶくれができても処置は変わらず
やけどをしたら、まずは数分間、流水で冷やすことが大切です。冷却したあと、痛みがなければ問題なし。痛みや赤みがある場合は、湿潤療法の出番です。
患部に湿潤療法用の絆創膏を貼りましょう。なければ、食品包装用ラップに白色ワセリンを塗り、塗った側を患部に当ててください。ラップがずれないように絆創膏で固定して、包帯を巻いておきます。
翌日、絆創膏やラップを取ってみて、痛みがなければやけどの治療は終了。水ぶくれができるほどのやけどでも、処置の仕方は変わりません。直径10cm以下の水ぶくれが1つできるくらいなら、家庭で十分に治せます。
やけどの水ぶくれの処置は湿潤療法
やけどの水ぶくれの処置は、水疱を破って水疱液を出し、水疱を覆っている皮膚をハサミで除去。あとは湿潤療法で、傷口を乾かさないように専用の絆創膏を貼るか、食品包装用にラップを巻きます。
やけどの水ぶくれを処置して2週間程度で、ほとんどの場合はピンク色の皮膚ができて治ってしまいます。ただし、まれに治療の途中で傷のあたりに痛みが出たり、熱が出る場合があります。
これは細菌感染の症状で、抗生物質の点滴か内服が必要です。この場合は必ず、病院を受診するようにしてください。
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