柔軟性は超回復と同じ!週1やればキープできる
柔軟性は小さいころからやらないと意味がないと思っている人も多いでしょう。じつは、ストレッチはあらゆるトレーニングの中で、もっとも効果が早く現れるトレーニングです。柔軟性はストレッチをやった瞬間から向上。そして週1やっていれば、柔軟性はキープすることができます。
柔軟性がストレッチ直後に向上
柔軟性は1回目より2回目、2回目より3回目のほうが柔らかくなります。筋力うや持久力のテストではこうはいきません。1回目より2回目のほうが記録が低下することがほとんどです。
とはいえ、柔軟性も5回程度行うとその日の限界が訪れます。そして、柔軟性がストレッチ直後から向上するといっても、誰でもいきなり劇的に体が柔らかくなるわけではありません。
柔軟性を向上させる方法は、筋力を向上させる筋トレや持久力を向上させる有酸素運動と考え方は同じ。柔軟性にも超回復がおこります。ストレッチを継続することで、少しずつ柔軟性は向上するのです。
柔軟性も筋トレも超回復で向上
このため、柔軟性は小さいことからやらないと意味がないと思うのは大間違い。柔軟性は何歳になってからでも獲得できるのです。
たとえば、床に足を伸ばして座って体を前に倒す座位体前屈を、週に3回3分ずつ継続して1年行えば、どんなに体が硬い人でもつま先をもてるようになります。柔軟性も筋トレも超回復で向上させられるのです。
トレーニングを中止すると柔軟性が徐々に落ちていくのも、筋トレや有酸素運動と同様です。このため、週2~3回のストレッチによる超回復で必要な柔軟性を獲得できたあとは、週に1回継続すれば柔軟性をキープできます。
■「柔軟性」おすすめ記事
初動負荷理論は筋トレしながら柔軟性が増す
体が固いことは筋トレとまったく関係がない
柔軟性チェックにはふだんからのストレッチ
肩関節の柔軟性を上げるなら肩甲骨ストレッチ
■「超回復」おすすめ記事
筋肉痛は超回復のチャンス!でも過労には注意
超回復が嘘なのは前提が間違っているから
超回復の嘘!筋肉痛がなくても筋肥大は望める
グリコーゲンローディングを応用した超回復
超回復の筋トレは週2~3回で現状維持は週1回
筋肥大メカニズム「超回復」に必要な3つの要素