糖質ゼロと糖類ゼロは一字違いでも注意が必要
いわゆる糖質制限は、摂取する糖質を1回の食事につき20g以内に抑えるダイエット法です。そんな糖質制限では「糖質ゼロ」が推奨されます。たあし、なかには「糖類ゼロ」という表記もあるので要注意。糖質ゼロと糖類ゼロは1字違いでも、意味する内容がまったく違うのです。
糖質ゼロはそのままの意味でよい
糖質制限では、食品に含まれる糖質の量を計算しなければなりません。そのためには、食品の成分表示を注意深く見る必要があります。食品の成分表示は、エネルギー量・糖質・脂質・たんぱく質などです。
最近ではコンビニの食品にも成分表示が付いています。このため、成分表示の読み方を知っておくと、いろいろ役立つのです。ちなみに、炭水化物と表記されているときの糖質は「炭水化物-食物繊維」で計算します。
そんな成分表示と合わせて注意したいのが、パッケージなどに書かれた「糖質ゼロ」などの表記です。糖質ゼロはそのままの意味で理解してよいですが「糖類ゼロ」は、ちょっと注意が必要になります。
糖類ゼロは糖質ゼロとは限らない
糖類とは、単糖類と二糖類のみを指すと法律で決まっています。しかし、糖質とは単糖類と二糖類だけではなく、多糖類、糖アルコール、人口甘味料の5つを総称した名称なのです。
そして、単糖類はブドウ糖や果糖などのこと。二糖類はショ糖や乳糖などになります。ちなみにショ糖は砂糖の主成分です。多糖類とはでんぷんなどのこと意味しています。
このため、商品に糖アルコールやでんぷんが含まれていても、法律上は糖類ゼロと表記してOK。糖類ゼロと書いてあっても、糖質ゼロとは限らないのでした。成分表示の読み方を知っておいて損はないでしょう。
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