ロコモかどうかを判定する2ステップテストとは
ロコモとは、立ったり歩いたりが難しくなっている状態のこと。ロコモが進行する介護が必要なリスクが高くなります。そこで、自分がロコモかどうかを家庭で判定できる「2ステップテスト」を紹介しましょう。壁と床さえあれば、メジャーなどなくてもせきるロコモ判定の検査法です。
ロコモかがわかる2ステップテスト
ロコモとは、ロコモティブシンドロームの略。日本語では運動器症候群といいます。ロコモとは骨や筋肉、関節などの運動器の衰えや障害によって、立ったり歩いたりといった動作が難しくなって、介護が必要な状態になってしまうことです。
ロコモの状態かどうかがわかる「2ステップテスト」を紹介しましょう。2ステップテストとは、どれくらい大股で歩けるか、その歩幅を調べることでおもにバランス能力をチェックする検査法です。
やり方はとても簡単。まずかかとを壁につけて立ちます。そして、できるだけ大股で2歩分、歩いて足を揃えます。次に、かかとのところにボールペンなどの目印を置いてください。
ロコモ判定は指先がペンに届くか
ここで、手と足を伸ばしたときの手先から足先までの長さが身長の1.3倍です。そこで、壁に戻って座り、足首を伸ばして足先を壁につけます。仰向けになったときに足先が壁から離れないように、膝を軽く曲げるとよいでしょう。
そのあと、手を伸ばして仰向けになってください。このときに、指先が目印に置いたボールペンに届かなければ、大きな歩幅だったということ。ロコモ判定のテストはクリアです。
指先が目印に届いてしまったら、歩幅が狭かったことを意味します。このときにロコモと判定されるのです。ふだんから体を動かすようにして、まずは筋力を鍛えるようにしましょう。
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