腸腰筋が原因で腰痛がおきているか見極める方法
腰痛の原因はさまざま。場合によっては、腸腰筋が原因という場合もあります。ためしにひざを曲げた状態で太ももを上げたときに、背中に痛みがある場合は腸腰筋が原因で腰痛がおこっている可能性があるのです。そんなときは、腸腰筋を筋トレすることで腰痛を解消することができます。
腸腰筋を筋トレして腰痛を解消する
太ももを引き上げるのが腸腰筋の働き。大腰筋と腸骨筋を合わせた名称が腸腰筋です。この腸腰筋が硬くなってしまったことが原因で、腰痛を発症することがあります。
まずは、腰痛の原因が腸腰筋にあるかどうかを見極める方法を紹介しましょう。それは、あぐらや正座から立ち上がるときに痛みがある場合です。また、足を後ろに引いたときに痛みが出る場合も腸腰筋が原因と考えられます。
さらには、走ったときの着地動作で痛みが出る場合もあります。痛みのパターンとしては、お尻や太もも裏、股関節の後ろにあたりです。こうした腸腰筋が原因の腰痛は、腸腰筋自体を筋トレことで解消します。
腸腰筋の筋トレを椅子に座って行う
そこで、腰痛解消のために腸腰筋を筋トレする方法を紹介しましょう。まずは立った姿勢で行う方法です。椅子の背もたれなどを前にして、背もたれに手を置いて立ってください。
この体勢からひざを腰の高さまで上げるのです。ポイントはひざをまっすぐに上げること。このため、椅子の背もたれとは十分に空間を空けておく必要があります。お腹の内側にある腸腰筋を意識してください。
椅子に座って腸腰筋を筋トレする方法もあります。椅子に浅めに座ったら、片方のひざに両手を置いてください。この体勢から、手で抵抗をかけた状態で足を上げるのです。ここでもポイントはひざをまっすぐに上げることになります。
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