体幹の筋肉の左右差を矯正するトレーニングとは
体幹トレーニングでは、筋肉になるべく左右差がないようにバランスよく鍛えるのが基本です。とはいえ、日常生活のなかで私たちは、どうしても左右どちらかに偏った動きをしてしまいがち。そこで、体幹の筋肉の左右差を矯正するトレーニング方法を紹介しましょう。
体幹の筋肉は歩くときもフル活用
私たちは歩くとき、自然と「1・2、1・2…」と2拍子のリズムで歩いています。試しに、少し歩いてみると気づくでしょう。ところが、この2拍子のウォーキングが体のゆがみの原因になることもあるのです。
というのも、2拍子で数えると「1」は必ず同じほうの足になってしまいます。すると、無意識のうちに1の足に力が入るため、左右対称に体が使えず、どちらかに偏って筋肉が発達してしまうのです。
ここで、体幹の筋肉は歩くときにもフル活用されています。もし歩き方に左右差が生まれているとしたら、体幹の筋肉が左右でバランスが違ってくるのは明らか。こうして体幹の筋肉の左右差が生まれてしまうのです。
体幹の左右差の解消トレーニング
そんな体幹の左右差を解消するトレーニングが「3拍子歩き」です。ふだんから「1・2・3、1・2・3…」と3拍子で歩くようにすると、自然と「1」を数える足が左右交互になります。
すると、歩き方に偏りがなくなって体幹のバランスが改善。左右差がだんだんなくなってくるのです。
さらに、3拍子歩きの効果を高めるトレーニングがが「3」を大股にするというもの。「1・2」は普通に歩いて「3」のときだけ歩幅を広げます。こうして3歩目を強く意識することで、より左右対称に力を入れることが可能。体幹の筋肉も左右バランスよく鍛えることができるのです。
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