二の腕を細くするための簡単アイソメトリクス
二の腕を細くするためにダイエットをしているという人は多いでしょう。しかし、ダイエットで最初に落ちるのは、二の腕よりもお腹まわり。二の腕を細くすることを目標とするなら、ピンポイントのエクササイズを加える必要があります。それには、アイソメトリクスが簡単で効果的です。
二の腕より先に細くなるお腹まわり
二の腕を細くするためにダイエットしても、効果が出るのはずっとあと。ダイエットで脂肪が減るときには、二の腕や太ももなどよりも先に、お腹まわりが細くなっていくのです。これは付いている脂肪の種類の違いに原因があります。
脂肪はおもに、皮膚の下にある皮下脂肪とお腹の内臓まわりにある内臓脂肪の2種類。内臓脂肪はちょっと食べすぎると増えて、少し我慢すれば減る脂肪。一方の皮下脂肪は、なかなか落とすことができません。
このため、ダイエットして脂肪が減るのは増減が激しい内臓脂肪からになるというわけ。お腹まわりのほうが二の腕よりも先に痩せます。二の腕が細くなるのはずっとあとになってしまいます。
二の腕を細くするアイソメトリクス
そもそも二の腕の筋肉は、意識しないとなかなか使わないもの。二の腕を細くするには、ピンポイントで刺激する必要があります。落ちにくい皮下脂肪も、近くにある筋肉を動かして刺激を与えることで、二の腕を細くすることができるのです。
そのために有効なのがアイソメトリクスといわれる筋トレ。胸の前で両手を合わせて、思いっきり押し合う筋トレが有名です。
二の腕のアイソメトリクス1つめは、壁を背に立って斜め下に伸ばした腕の手の甲を壁に押し付ける筋トレ。壁をグッと押して5秒間静止するのです。これを5~10回繰り返します。イスに座ったまま背もたれを押すのもよいでしょう。
もう1つの二の腕アイソメトリクスは両腕を前に伸ばして、手を上下に組みます。この状態から両腕の上下に5秒間引っ張るのです。これも5~10回繰り返します。こちらもイスに座ってやっても効果は変わりません。
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