体幹トレーニング効果をバランスボールでアップ
バランスボールは人間の荷重にも耐えられるように設計された弾力性のあるボールの総称です。もともとリハビリで使用されていたものが、運動前後のストレッチやトレーニングにも使われるようになりました。不安定なバランスボールを使って、体幹トレーニングの効果をアップさせましょう。
体幹トレーニング効果と不安定さ
バランスボールを使うと効率よく体幹トレーニングができて、しかも上半身と下半身の連動性を上げる効果が期待できます。そんな体幹トレーニング効果は、バランスボールの不安定さによってもたらされるものです。
バランスボールは球形という形状に加えて適度な弾力を持っているため、簡単に不安定な状態を作れます。体幹トレーニングでバランスボールを使うと、インナーマッスルも含めた体幹全体の筋肉で安定させなければなりません。
このため、バランスボールを使うと体幹のアウターマッスルからインナーマッスルまでが総動員。トレーニング効果がアップするわけです。しかも、手足のバランスを自然ととるため、上半身と下半身の連動性トレーニングの効果もあります。
同じ体幹トレーニングで効果が違う
このため、同じ体幹トレーニングでもバランスボールを使うか使わないかで効果がまったく違ってきます。たとえば、四つん這いの姿勢から右手と左足を、まっすぐ前方と後方に伸ばす体幹トレーニングで比べてみましょう。
床に四つん這いになって対角にある手足を前後に伸ばす場合、体幹のなかでも背中とお尻の筋肉を鍛えることができます。クロスした位置にある手足を動かすため、上半身と下半身の連動性アップにも効果的な体幹トレーニングです。
これをバランスボールでやるとさらに効果がアップします。左手と右足のつま先をつけて、お腹で体を支えるようにバランスボールに乗ったら、右腕と左足を前後に水平に伸ばすのです。不安定さを抑えるためにインナーマッスルが鍛えられます。
■「体幹トレーニング効果」おすすめ記事
体幹トレーニング効果で得られる5つのメリット
体幹トレーニングに効果的な2つの日常動作とは
体幹トレーニング効果を高める基本メソッド3つ
■「体幹トレーニング」おすすめ記事
体幹トレーニング方法は筋肉のバランスに注意
木場克己のKOBA式体幹トレーニングの方法
体幹トレーニングはウォーキングと組み合わせる
体幹トレーニングメニューは股関節の動きに注意
■「体幹」おすすめ記事
「体幹」と「インナーマッスル」の鍛え方の違い
体幹を鍛えるピラティスでインナーマッスルを強化
体幹を鍛える入江陵介おすすめのトレーニング