広背筋の筋トレはアイソメトリックが手軽で簡単
自分の背中を見る機会は滅多にないため、背中のたるみにはなかなか気づかないものです。背中についているおもな筋肉は、腰から肩まで広くついている広背筋と、背骨に沿った脊柱起立筋。このうち、たるみの原因となるのは広背筋になります。そんな広背筋の筋トレはアイソメトリックが手軽で簡単です。
広背筋の筋トレは鉄棒での懸垂運動
広背筋の筋トレとしては、鉄棒で行う懸垂運動がよく知られています。マシントレーニングによる広背筋の筋トレなら、ラットプルダウンという頭上のバーを引き下げるメニューでしょう。
とはいえ、日常生活で懸垂するチャンスはなかなかありませんし、スポーツジムに行くのも面倒です。そこで、自宅で手軽で簡単にできる広背筋の筋トレのやり方を紹介しましょう。
広背筋の筋トレで活用するのはアイソメトリック。アイソメトリックは関節を動かさずに筋肉を一定の長さに保ったまま力を入れるトレーニング法です。胸の前で両手を合わせて押し合う大胸筋の筋トレがよく知られています。
広背筋の筋トレはアイソメトリック
アイソメトリックによる広背筋の筋トレは、まず両足を肩幅に開いて立って背筋を伸ばします。両ひじを深く曲げて肩の高さまで上げたら、肩甲骨を背骨に引き寄せるようにして、両ひじを背中のほうへできるだけ回し込むのです。
この体勢のまま、上半身を右側に最大限までひねったら、その位置で8カウントキープ。今度は左側に最大限ひねったら、その位置で再び8カウントキープするのです。
8カウント休んだら、同じように右と左で8カウントずつキープ。アイソメトリックによる広背筋の筋トレは、この動きを左右それぞれ5回ほど行います。意識して広背筋の筋トレをして、背中のたるみを解消しましょう。
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