腸腰筋の鍛え方はイスに座って足を上げ下げする
腸腰筋は大腰筋と腸骨筋を合わせたインナーマッスル。大腰筋は背骨下部と大腿骨の付け根、腸骨筋は骨盤と大腿骨の付け根を結んでいます。腸腰筋は鍛えると自然と歩幅がアップするだけでなく、正しい姿勢を維持できるようになる筋肉。そこで、イスに座りながらできる腸腰筋の鍛え方を紹介しましょう。
腸腰筋の鍛え方はイスに座りながら
勝手に筋肉量を増やすなら腸腰筋を鍛える方法が最適です。腸腰筋は歩くときに足を動かす重要なインナーマッスル。腸腰筋は歩幅を大きくする筋肉なので、鍛えることで自然と歩幅もアップします。
さっそく、イスに座りながらできる腸腰筋の鍛え方を紹介しましょう。まずはイスに座るときに座面に当たる、骨盤の下にある座骨を意識。坐骨に均等に体重を乗せて、その中心に頭が来るように座ります。
頭の重心は鼻の後ろくらい。ここが坐骨の中心に来るようにイメージします。横から見たら、耳・肩・お腹・座骨が一直線になっているはずです。ここで足を肩幅に開いた状態がスタートポジションになります。
腸腰筋の鍛え方は正しい姿勢をキープ
腸腰筋の鍛え方は、正しい姿勢を保ったまま上半身を動かさずに足を少し上げるのです。足を上げるときは息を吐いて、下すときには息を吸います。これを左右それぞれ10回ずつ行ってください。
足を上げる腸腰筋の鍛え方が難しいという人は、かかとを上げるだけでもよいでしょう。ポイントは上半身は動かさずに正しい姿勢をキープすること。上半身を動かしてしまうと骨盤が動いてしまうため、腸腰筋が鍛えられません。
この腸腰筋の鍛え方は、オフィスでも電車でもどこでもできるのが最大のメリット。日常のすきま時間で筋トレができるのです。いつまでも美しく歩けて、しかも姿勢が保てる一石二鳥の筋トレといえるでしょう。
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