腸腰筋の鍛え方はオフィス机に座ったままが簡単
アイソメトリクスとは、筋肉の長さを変えずに負荷をかける筋トレ手法。等尺性筋収縮とも呼ばれます。腕や足を曲げ伸ばしするのではなく、力を入れたままキープするのがアイソメトリクスです。このアイソメトリクスを応用した、オフィス机に座ったまま簡単にできる腸腰筋の鍛え方を紹介しましょう。
腸腰筋の鍛え方は手軽にできない
一般的な筋トレは、腕や足を曲げ伸ばしして筋肉に刺激を与えます。負荷を変えずに筋肉の長さを変える等張性筋収縮です。対してアイソメトリクスは、両手を胸の前で押し合うような筋肉の長さを変えない筋トレになります。
腸腰筋の鍛え方も一般的にはその場での足踏みやレッグレイズなど、筋肉の長さを変えるような筋トレ手法が一般的です。とはいえ、どうしても動きが大きくならざるをえず、仕事中などに手軽にできるものではありません。
一方のアイソメトリクスなら、筋肉の長さを変えないので大きな動きは必要なし。その場で一定のポーズをキープするだけのなので、仕事の合間などに手軽に実践できることがメリットです。
腸腰筋の鍛え方はアイソメトリクス
そこで、オフィス机に座ったままできるアイソメトリクスによる腸腰筋の鍛え方を紹介します。オフィス机を前に椅子に浅く座って姿勢を正したら、両手を机の上に置いてください。これで準備は完了です。
この体勢から左ひざを机を押し上げるように上げ、両手は机を下に強く抑えます。そして、力を入れた状態で7秒間キープするのです。これを左右交互に合計10回行います。1日3セットが目安です。
アイソメトリクスによる腸腰筋の鍛え方のポイントは、段ボールを足と手で押し曲げるイメージを持つこと。また、足の付け根に力を入れるようにするのも大切です。背すじはまっすぐ保つようにしてください。
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