大腰筋の鍛え方!階段を上るときは1段飛ばし
大腰筋は上半身と下半身をつなぐ重要なインナーマッスルです。具体的には、背骨と足の付け根を結ぶ長くて太い筋肉になります。この大腰筋の鍛え方なら、姿勢を正して階段を1段飛ばしで上がるのが効果的。階段の1段飛ばしによる大腰筋の鍛え方を詳しく見ていきましょう。
大腰筋の鍛え方は階段の1段飛ばし
人間は加齢とともに脚を上げる筋肉が衰えてくる生き物。高齢者のつまずきはこの筋肉の衰えが原因です。また、高齢でなくても何もないところでつまずく人も要注意。自分が思っているほど脚が上がっていません。
そんなときに鍛えるべきが、上半身と下半身をつなぐインナーマッスルである大腰筋です。背骨と足の付け根を結びつつ、骨盤を支えて体のバランスを保つ役割があります。骨盤と足の付け根を結ぶ腸骨筋と合わせて腸腰筋とも呼ばれます。
そして、この大腰筋の鍛え方は階段の1段飛ばしが効果的。階段は大腰筋を鍛えるチャンスなのです。ただし、ただ漫然と階段を1段飛ばしで上っても、それは大腰筋の鍛え方にはなりません。
大腰筋の鍛え方の基本となる姿勢とは
大腰筋の鍛え方は、階段を上る姿勢が大切です。まずは大腰筋を鍛える上では基本となる姿勢をマスターしなければなりません。まっすぐ立ったら尾骨が地面に刺さっていることをイメージ。同時に頭頂部が天高く伸びることもイメージするのです。1本の軸をしっかりと背中に感じてください。
そして、背中の軸を感じながら骨盤の前を平らにするように引っ込めるのです。先に軸を感じてから、お腹を引き込む順番が大切。これが正しい姿勢になります。この姿勢が大腰筋の鍛え方の基本です。
じつは人間の胴体は右にも左にも、前にも後ろにも行ってしまうグラグラな状態です。グラグラをある位置にキープするのがインナーマッスルの役目。そして、正しい姿勢をとっているときが、もっともインナーマッスルが働いていることになります。
大腰筋の鍛え方は正しい姿勢をキープ
大腰筋の鍛え方は正しい姿勢をベースにして、階段を1段飛ばしで上がっていきます。1段飛ばしでももを上げるときは、正しい姿勢をきちんとキープしてぶらさないようにしてください。
ももはなるべく高く上げるのが大腰筋の鍛え方のポイント。脚を高く上げると腰が曲がってしまいがちですが、腰を曲げずに最初に設定した姿勢をキープするよう注意しましょう。
また、後ろ足を前に出すときは腰を反らさないようにします。常に設定した姿勢をキープすることを心がけてください。狙った姿勢をキープし続けようと意識したときに、インナーマッスルはしっかり働いてくれます。これが階段の1段飛ばしによる大腰筋の鍛え方です。
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