腸腰筋の鍛え方は歩幅を10cmほど広くするだけ
腸腰筋は脚の上げ下げや姿勢のコントロールに使われるインナーマッスル。ちょうど大腸のあたりにあります。このため腸腰筋を鍛えることは、大腸を刺激することにつながり、便秘解消にも効果を発揮するのです。そこで、便秘解消に最適な腸腰筋の鍛え方を紹介しましょう。
腸腰筋の鍛え方の基本は階段を上る
腸腰筋という筋肉はじつは存在しません。腰椎から大腿部をつなぐ大腰筋と、骨盤と大腿部をつなぐ腸骨筋を合わせた名称が腸腰筋。ちょうど大腸の周辺にあるインナーマッスルです。
腸腰筋の鍛え方の基本は、背すじを伸ばした正しい姿勢をキープしながら階段を上るというもの。とはいえ、いきなりエスカレーターをやめて階段を使えといわれても、ちょっとハードルが高すぎです。
そこで、活用したい鍛え方が「腸腰筋ウォーキング」。ふだんより歩幅を広めにして歩くだけできる腸腰筋の鍛え方です。腸そして、腰筋を鍛えることで大腸が刺激され、便秘解消や便秘予防に効果を発揮します。
腸腰筋の鍛え方は歩幅を10cm広く
腸腰筋の鍛え方は、歩幅はふだんよりも10cmほど広くするだけ。背筋を伸ばして腕を大きく振って歩きます。いつもより少し速めに歩いてください。このとき足をしっかり前に伸ばすことで腸腰筋がより鍛えられるのです。
伸ばした足を着地するときには、かかと・土踏まず・足先の順に意識することもポイント。また、ウォーキングのスピードは隣の人と会話ができるくらいが最適です。
ウォーキングによる腸腰筋の鍛え方は有酸素運動でもあります。このため、全身の血行がよくなるため腸の働きが活性化。その意味でも便秘解消の効果があるのです。
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