腸腰筋を筋トレできる「ノルディックスキップ」
ノルディックスキップは、そもそも体の歪みの改善のために開発された運動法。そして、体の歪みの改善に大きく寄与するのが腸腰筋の筋トレなのです。そこで、腸腰筋を筋トレできるノルディックスキップのやり方を見ていくとともに、体の歪みを解消するメカニズムを確認していきましょう。
腸腰筋が筋トレできるスキップ
ノルディックスキップのポイントの1つが、足を高く上げようとイメージすること。もう1つが、姿勢がよくなるように上体をおこすことです。正しい姿勢で足を高く上げると、腸腰筋を効果的に鍛えられます。
そもそも体のゆがみの原因の1つが、腸腰筋に代表されるインナーマッスルの衰えです。インナーマッスルが衰えてバランスが悪くなると、体はどちらか一方に傾きます。こうして体のゆがみが生じるのです。
ここでストックを使うことで肩の位置を水平すると、腸腰筋をはじめとするインナーマッスルがよい位置に来ます。その姿勢で歩くことで、腸腰筋が筋トレできるというわけです。
腸腰筋を筋トレするポイント
ストックの左右の長さの調整については、まず鏡を使ったりほかの人に見てもらったりして体がどうゆがんでいるかを確認。どちらか片方の肩が下がっていることがわかったら、下がっている肩のほうで持つストックを伸ばします。
最初はストックを突きながら歩きつつ、慣れてきたら途中にノルディックスキップを混ぜていくとよいでしょう。スキップは無理せず、30mほどの距離から始めます。
ノルディックスキップは、無理なくできる範囲でOK。無理に高く飛ぶ必要はありません。大切なのは足を高く上げるというイメージと、上体がおきた正しい姿勢をキープしていること。そこが腸腰筋を筋トレするポイントです。
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