腸腰筋ストレッチは出した足と反対の手を上げる
腸腰筋とはインナーマッスルである大腰筋と腸骨筋を合わせた名称。上半身と下半身をつないでいる重要な筋肉です。このため、腸腰筋ストレッチはスポーツなどの前に必ず行いたい準備運動。そんな腸腰筋ストレッチは、出した足と反対の手を上げるとより効果的です。
腸腰筋ストレッチは片ひざ立ち
腸骨筋は脊椎と骨盤、そして大腿骨の3つの関節にまたがっています。このため、歩く・座る・立ち上がるといったすべての動作で腸骨筋は休むことなく動作。多様な作業やスポーツで損傷しやすい筋肉です。
腸腰筋は大きな筋肉であるものの、脊椎の内側から内臓の後面を走っているインナーマッスル。手で直接、腸腰筋を触ることができないため、スポーツの前には腸腰筋をストレッチするのが基本です。
腸腰筋ストレッチは、片足を前に出した片ひざ立ちで行います。片ひざを床につき、反対の足を大きく前に出して90度に曲げたら準備完了。骨盤を立てたまま、前に平行移動するのです。
腸腰筋ストレッチは手を上げる
このストレッチで伸びているのは、後方に伸ばした足のほうの腸腰筋。足の付け根から脊椎までが伸びていることを意識するとよいでしょう。
そして、腸腰筋ストレッチをより効果的に行う方法が、出した足とは反対側の手を上げること。上半身を引き上げることで、後方に伸ばした足の腸腰筋をより伸ばすことができます。
腸腰筋ストレッチは左右それぞれ20秒が目安。とはいえ、あまり時間は意識せずに、腸腰筋をしっかりと伸ばすことを意識することが大切です。スポーツ前には必ず腸腰筋ストレッチを行うようにしましょう。
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