インクラインベンチを使って大胸筋上部を鍛える
インクラインベンチは背もたれが斜めになった筋トレ用のベンチです。このインクラインベンチを使った代表的な筋トレメニューがインクラインベンチプレス。大胸筋の上部を鍛えることができます。インクラインベンチプレスのやり方を詳しく見ていきましょう。
インクラインベンチで大胸筋上部
インクラインベンチとは、頭部を上にした姿勢で仰向けになることができる傾斜したベンチのこと。背もたれの角度は調節できることが望ましく、水平から垂直まで自在に調節できるタイプが使い勝手がよいとされています。
ちなみに、インクラインとは英語で「傾斜した」という意味。なお、頭を下にした姿勢で仰向けになる傾斜ベンチはデクラインベンチとなります。
インクラインベンチを使った代表的な筋トレとしては、バーベルやダンベルを使って押し上げるインクラインベンチプレスがあります。通常のフラットベンチを用いたベンチプレスと比べて、大胸筋上部を鍛えることが可能です。
インクラインベンチの角度は40度
インクラインベンチプレスを行う場合、ベンチの背もたれの角度は40度くらいが一般的とされています。正しくは、実際にインクラインベンチプレスを行って調整するとよいでしょう。
インクラインベンチプレスをしてみて、三角筋の働きが強い場合は背もたれの角度を下げます。逆に大胸筋の上部ではなく、中央や下部の動員が強くなる場合は背もたれの角度を上げるのが基本です。
また、インクラインベンチに仰向けになって、ダンベルを両手に持ってひじの曲げ伸ばしをするインクラインダンベルカールというメニューもあります。直立姿勢のダンベルカールと比べ、ひじを伸ばしたときに上腕二頭筋をよりストレッチできるのが特徴です。
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