腸腰筋の鍛え方はまずソファを使わないことから
腸腰筋は加齢とともに弱っていくもの。しかも、ソファを使っているとさらに弱ってしまいます。ソファに座って腰が丸くなった状態は骨盤が後傾した状態。腸腰筋が弛緩してしまっているからです。逆に、骨盤を立て座れば骨盤は前傾。腸腰筋は収縮した状態になるのです。
腸腰筋の鍛え方はソファを使わない
すなわち、ふだんからソファを使わずに椅子に骨盤を立てて座ることが腸腰筋の鍛え方。腸腰筋とは大腰筋と腸骨筋を合わせた名称です。とくに大腰筋は上半身と下半身をつなぐインナーマッスル。長くて太い筋肉になります。
腸腰筋の鍛え方を詳しく見ていく前に、まず腸腰筋が弱っているかのチェック方法を紹介しましょう。軽く足を開いて立ったら、耳・肩・腰・足首までが一直線になるようにするのが基本姿勢になります。
そして、基本姿勢から両腕と右足を上げるのです。腕は肩の高さまで、足はへその高さまでになります。3秒で上げて5秒キープしたら、ゆっくり下ろしてください。この動作で腸腰筋が弱っているかがチェックできます。
腸腰筋の鍛え方は骨盤を立てて座る
両腕と足を上げて5秒キープしたときに、動いてしまったら腸腰筋が弱っている証拠です。左右の腸腰筋をチェックしてください。腸腰筋が弱っているひとはいますぐソファを使うのをやめて、腸腰筋の鍛え方を実践しましょう。
腸腰筋の鍛え方は、椅子に座ってお尻の坐骨に体重を乗せるように、骨盤を立てて座ること。骨盤が正しく前傾して背骨がまっすぐに伸びる姿勢を維持することが腸腰筋を鍛えることになるのです。
逆に、ソファに座って腰が丸くなっている状態は、骨盤が後傾した状態になります。腸腰筋の鍛え方とは、ソファに座る習慣を減らして、椅子に骨盤を立てて姿勢よく座ることなのです。
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