体幹を鍛えるなら骨盤を鍛えることも忘れずに
体幹を鍛えるときには、骨盤を鍛えることも忘れてはいけません。体幹は体の安定を保つとても大切なパーツ。体幹の大黒柱が背骨だとしたら、その土台となるのが骨盤だからです。これが体幹トレーニングを行うときに骨盤を鍛えることも忘れてはならない理由なのでした。
体幹を鍛えると体が安定する
いわゆる体幹とは、人間の体から首から上と四肢を取り除いた残りの部分。簡単にいえば胴体のことです。そして、体幹は文字どおり「体の幹」。人間の体を1本の木に例えるとすると、手足が枝葉で体幹が幹になります。
幹がしっかりしている木は台風が来ても耐えられますが、幹が弱いと倒れてしまいます。すなわち、体幹を鍛えると体が安定するのです。
ここで体幹の骨組みについてみてみましょう。体幹の骨格は中心に背骨が立っています。そして、その柱を支える土台となっているのが骨盤です。土台がぐらついていては、その上の柱も不安定になってしまいます。
体幹を鍛えるには骨盤が重要
また、骨盤には股関節があり、歩いたり走ったりするときには動きの軸になります。このため骨盤は、足が地面をける反動として伝わる衝撃を、受け止める働きも担っているのです。
さらに骨盤は、腸や子宮といった臓器の容器でもあります。これらの臓器は下半身を支配する神経に近いのが特徴。このため、骨盤の環境は下半身の血の巡りや足の動きに大きな影響を与えるのです。
つまり体幹を鍛えるためには、その土台である骨盤が重要になるということ。とかくインナーマッスルなどの筋トレに目が行きがちですが、体幹を鍛えるには骨盤を鍛えることも忘れてはならないのです。
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