体幹を鍛えるときは呼吸を意識することが大切
体幹を鍛えるというと、ひじとつま先で全身を支えるプランクや四つん這いで右手と左足を伸ばすダイアゴナルなど、トレーニングメニューばかりが注目されがちです。しかし、体幹を鍛えるときは呼吸を意識することが大切。呼吸を意識することでより体幹の内部に刺激が入りやすくなるのです。
体幹を鍛えるときは呼吸を意識
体幹を鍛えるときにただ漫然と呼吸をしていると、腕や足などの末端部分に力が入りやすくなります。すると、末端の筋肉ばかりが緊張してしまって、ターゲットとする体幹の筋肉の刺激が減少。効果的に体幹を鍛えることができません。
このため、体幹を鍛えるときには動き出しのタイミングで息を吐いて、末端の筋肉をリラックス。動作をするたびに息を吐いて、動作の合間に息を吸うことを意識するのです。
たとえば、横向きに寝た姿勢で両足を浮かせて前後に動かして体幹を鍛えるサイドレッグシザース。下側の腕を頭上に伸ばして床につけ、上側の手はへその前で床につけて体を支えます。
体幹を鍛えるために息を吐く
ここで両脚を床から浮かせて左右交互に前後に動かすとき、動作の動き出しで息を吐くのです。すると脚の筋肉に余計な力が入らなくなるため、より体幹の筋肉に刺激が入って、体幹を鍛えることができます。
四つん這いの姿勢から右手と左足をまっすぐ前後に伸ばす、体幹を鍛えるメニュー・ダイアゴナル。このメニューでも右手と左足を伸ばすタイミングで息を吐き出し、腕や足に力が入らないようにしなければなりません。
もし腕や脚に力が入ってしまうと、体幹を鍛える効果は半減してしまいます。伸ばした腕や脚を体幹で支えるようにイメージすることで、より体幹の筋肉に刺激が入るというわけです。
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