シックスパックで背中とお尻を鍛える3つの理由
シックスパックのためのトレーニングでターゲットとなるのは、お腹の筋肉と思う人が多いはず。しかし、シックスパックには背中やお尻の筋肉も合わせて鍛える必要があるのです。シックスパックを手に入れるために、背中とお尻を鍛える3つの理由を詳しく見ていきましょう。
シックスパックで背中を鍛える理由
筋肉は収縮することはできても伸びることはできません。これはシックスパックを形作る腹直筋も例外ではありません。縮まった腹直筋を元に戻すには、丸めた背骨を伸ばす拮抗筋である背筋の力が必要です。
ほとんどの筋肉には、互いに対立する拮抗筋が存在しています。拮抗筋を鍛えないとケガの元になったり、肝心の筋肉が発達しないこともあるのです。シックスパックのトレーニングで背中を鍛える理由はここにあります。
ちなみに、拮抗筋の概念はシックスパックの筋トレ以外でも応用可能。太もも前面の大腿四頭筋を鍛えるなら、太もも裏面のハムストリングスを合わせて鍛えないと、ケガの元になるのは容易に想像できるはずです。
シックスパックは体脂肪率を落とす
シックスパックのトレーニングで、腹直筋とともに背中やお尻などの大きな筋肉を鍛えると、基礎代謝量を上げられます。シックスパックは体脂肪率を落とすことが必須条件。そのためには基礎代謝量を上げることが重要になります。これがシックスパックで背中とお尻を鍛える2つめの理由です。
背中やお尻の筋肉は、シックスパックを形作る腹筋と合わせて、体幹を構成しています。体幹を鍛えることは全身を正しく使うことに直結するのです。全身を正しく使えば、腹筋がどんな動作のときにも常に使われるようになります。
つまり、背中やお尻を合わせて鍛えて体幹の機能をアップすれば、日常のあらゆる動作をシックスパックのためのトレーニングに変えられるというわけ。これがシックスパックで背中とお尻を鍛える3つめの理由です。
■「シックスパック」おすすめ記事
シックスパックにはインナーマッスル強化が一番
シックスパックで大切なのは腹筋より体脂肪率
シックスパックを目指す最小限の筋トレメニュー
シックスパックを目指すなら内蔵下垂を治すべし
シックスパックは6つに割れるとは限らない!?
シックスパックは筋肉ではなく脂肪で作るもの
■「腹筋を割る」おすすめ記事
皮下脂肪を落とすだけで腹筋を割る方法とは?
腹斜筋の筋トレは腹筋を割るのに必要不可欠
腹筋を割る方法は筋トレじゃなく食事制限
腹筋を割る方法!インナーマッスルに秘密アリ!!