ドローインでウォーキングするなら点字ブロック
ドローインとは、お腹をへこませた状態をキープすること。ドローインは、お腹のインナーマッスルである腹横筋を鍛えるのに最適です。腹横筋はウエストを内側から細くしてくれる筋肉。ドローインはぽっこりお腹をへこませてくれます。そんなドローインの効果を最大化するのがウォーキングなのです。
ドローインにぽっこりお腹が解消
年齢とともにお腹まわりがゆるくなるのは内臓下垂が原因です。内臓下垂はお腹のインナーマッスルである腹横筋が弱っているためにおこる現象。このため、腹横筋を鍛えるドローインにはぽっこりお腹の解消効果があります。
そんなドローインの効果を最大化するのが、お腹をへこませたままのウォーキング。
歩きながら息を吐き切ってお腹をへこませ、腹筋と背筋に力を入れて背筋を伸ばして歩くのです。
後ろ足で腰を前に押し出すイメージで前に進みます。このとき後ろ足の付け根が伸びていれば正しいフォームです。実際にやってみると、へこませたお腹をキープするのに高い負荷がかかることがわかります。
ドローインで歩くと腹横筋に刺激
このドローイン・ウォーキングをさらに効果的にするのが点字ブロック。歩道に設置されている表面がボコボコとなっている視覚障害者誘導用ブロックの上を、ドローインしたまま歩くのです。
点字ブロックの上をお腹をへこませた状態で歩いてみると、平坦な道よりも明らかに腹筋への負荷が高くなっているはず。足元が不安定なために、より細かな刺激が腹横筋に加わるわけです。
歩道や駅構内を歩くときに、利用者の邪魔にならないようにして点字ブロックでのドローイン・ウォーキングを実践します。駅のホームなどの狭い場所は、無理に歩く必要はありません。他人の邪魔、そして自分が危険にならないよう注意します。
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