腹筋を割るには筋トレが先？有酸素運動が先？
ダイエットには筋トレと有酸素運動の組み合わせがよいというのはよく知られています。それでは、腹筋を割るには筋トレと有酸素運動、どちらを先にやるのが正解でしょうか。腹筋を割るには筋トレを先にやって、20分後に有酸素運動をするのが効果的です。
腹筋を割るのに重要なのは脂肪燃焼
そもそも腹筋を割るには腹筋運動はあまり重要ではありません。割れた腹筋と呼ばれる筋肉は腹直筋。腹直筋は鍛えていなくても、基本的には腱で区切られて割れた状態だからです。
このため、腹筋を割るのに重要なのは脂肪の燃焼になります。そして、腹筋を割るには、筋トレを先にやったあとに有酸素運動をするのがベストです。
というのも、運動のエネルギー源は筋肉などに蓄えられた糖質と、体脂肪に蓄えられた脂質。筋トレのあとは、エネルギー源となる糖質が枯渇しやすい状態のため、有酸素運動を行うともう1つのエネルギー源である脂質が使われるのです。
腹筋を割る脂肪燃焼が大幅アップ
また、有酸素運動の前に運動強度の高い筋トレを行うと、脂肪が分解されやすくなります。脂肪は分解されたあとに燃焼されるものなので、分解がある程度進んだ状態で有酸素運動を行ったほうが効率がよいわけです。
脂肪を分解するのは、筋トレによって分泌されるアドレナリンと成長ホルモン。筋トレを行うとまずアドレナリンが分泌され、少し遅れて成長ホルモンが分泌されます。
そして、アドレナリンと成長ホルモンの分泌ピークが重なるのが筋トレ開始20分後。これが有酸素運動のベストタイミングです。このため、有酸素運動の20分前に筋トレをやっておけば、いきなり有酸素運動をやるよりも腹筋を割るための脂肪燃焼が大幅アップします。
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