腹筋を割るために背中やお尻を鍛える理由とは?
腹筋を割るための筋トレなら、ターゲットとなるのはお腹の筋肉だと思う人が多いでしょう。しかし、腹筋を割るには背中やお尻の筋肉も合わせて鍛えなければなりません。それには大きく3つの理由があります。腹筋を割るために背中やお尻を鍛える理由を見ていきましょう。
腹筋を割るための拮抗筋の概念
腹筋は収縮することはできても伸びることはできません。縮まった腹筋を元に戻すには、丸めた背骨を伸ばすという背筋の力が必要です。
これは骨格筋と呼ばれるほとんどの筋肉の性質。筋肉には互いに対立する拮抗筋を鍛えないと、ケガの元になったり肝心の筋肉が発達しないこともあるからです。これが1つめの理由になります。
ちなみに、拮抗筋の概念は腹筋を割るための筋トレ以外でも応用可能。力こぶの上腕二頭筋を鍛えるなら合わせて、上腕三頭筋を鍛える必要があります。太もも前面の大腿四頭筋を鍛えるなら、太もも裏面のハムストリングスを合わせて筋トレしましょう。
日常のあらゆる動作で腹筋を割る
腹筋とともに背中やお尻などの大きな筋肉を鍛えると、基礎代謝量を上げられます。腹筋を割るためには体脂肪率を落とすことが不可欠。そのためには基礎代謝量を増やして、寝ている間もエネルギーを使う体質にすることが重要だからです。2つめの理由になります。
そして、お腹や背中、お尻が、体の中でも重要な役割を果たす体幹を構成しています。体幹を鍛えることは全身を正しく使えることに直結。全身を正しく使えれば、腹筋がどんな動作のときにも常に使われるようになります。
すなわち、背中やお尻を鍛えて体幹の機能をアップすれば、日常のあらゆる動作を腹筋を割るためのトレーニングにできるということです。これが3つめの理由になります。
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