腹筋を割るために効果的なスピードと回数とは?
腹筋を割るために、ものすごいスピードで腹筋運動する人を見たことがあるはず。しかし、腹筋を割るための筋トレメニューには、効果的なスピードと回数というのものがあります。腹筋を割るポイントは「2秒で持ち上げて4秒で下ろす」と「最大10回以下」にあります。
腹筋を割る筋トレはゆっくりが大切
腹筋を割る筋トレのスピードは高速ではなく、ある程度ゆっくり動くことが大切です。腹筋を割るには「2秒で持ち上げて4秒で下ろす」ことを意識しましょう。
高速で動くとフォームが崩れて腹直筋にかかる負荷が減ってしまい、筋トレの効果が出にくくなります。また、最初に強い力で勢いよく動くと負荷に対して抵抗することなく筋肉が縮むだけになるからです。
腹筋を割るには、負荷に対して腹直筋をしっかり働かせて疲労させることが大切。動作の始めに一瞬だけ力を出す筋トレのやり方は、筋肉が疲労せずに非効率です。動作全般にわたって腹直筋が力を出して疲労することで、効率的に腹筋を割ることができます。
腹筋を割る筋トレは最大10回以下
腹筋を割る筋トレの回数は「最大10回以下」がポイントです。筋トレでは、最大に反復できる重さを最大反復可能重量といいます。ここで最大反復可能重量の80%の重さで筋トレする場合、おもに働くのは短時間で強い力を発揮する速筋線維です。
筋肉は筋線維というごく細い線維の集まり。力が強くて持続力がない速筋線維と、力が弱くて持続力のある遅筋線維が混在しています。そして速筋線維は、遅筋線維と比べて筋肥大しやすい筋肉です。
これが最大反復可能重量の80%未満で反復回数が増えると、鍛えられるのは遅筋線維。腹筋を割る筋トレが最大10回以下というのは、最大反復可能重量の80%の目安となる回数なのです。
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