肩甲骨ストレッチで四十肩の痛みを解消する方法
四十肩で痛いときに肩をグリグリと回すのは逆効果です。間違ったストレッチは、逆に靭帯や筋肉を傷めてしまいます。そんなときは肩甲骨ストレッチがおすすめ。肩の動きの3分の1を支配している肩甲骨をストレッチすれば、四十肩の痛みは徐々に解消することができるのです。
肩甲骨ストレッチで四十肩を解消
年齢を重ねて増えてくるのが、四十肩などの肩の痛み。こんなとき、無理に肩を回したりすることはありませんか? じつはこのストレッチ、間違いです。
肩を急に動かそうとすると、固まった筋肉や腱が無理に引っ張られるため、炎症をおこして痛みが増してしまうことがあります。じつは、肩の痛みを抑えるポイントは肩甲骨にあるのです。
肩の動きの3分の1は肩甲骨が支配しています。その可動域を広げて柔軟性を高めることにより、肩の負担が減って四十肩の痛みが解消してくるのです。そこで、おすすめなのが肩甲骨のストレッチになります。
肩甲骨ストレッチは1日3セット
肩甲骨に効くのは腕楕円ストレッチです。手を組んだら、腕を伸ばしたまま胸の前まで上げてください。ここで肩甲骨を開くように、腕を前に伸ばしましょう。このとき、首も前方に曲げて、背中全体が伸びるようにします。
この体勢を3秒続けたら、今度はゆっくり腕を下げながら、肩甲骨を寄せるのです。これで3秒、肩甲骨を引き付けます。今度は息を吐きながら、再び腕を前に伸ばして、肩甲骨を開いてください。これを10回、繰り返すのです。
肩甲骨の腕楕円ストレッチを1日3セット、3週間ほど続ければ、肩の痛みの解消が期待できます。ただし、もし腕を伸ばす体勢になったときに痛みを感じる人は無理をせず、ストレッチは行わないでください。
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