梨状筋ストレッチは弛緩と緊張で刺激を与える
なかなか治らない腰の痛みやしびれは、梨状筋ストレッチですっかり改善するかもしれません。お尻の奥にある梨状筋のコリが坐骨神経や仙腸関節、股関節に悪影響を与えている可能性があります。1日2回の梨状筋ストレッチで腰痛の原因を解消してしまいましょう。
梨状筋ストレッチで腰痛が改善
腰痛は梨状筋が固くなって、坐骨神経を圧迫していることが原因です。梨状筋は仙骨から仙腸関節にまたがって脚の付け根につながる筋肉。坐骨神経はこの筋肉のそばを通って、太ももの裏に伸びていきます。
このように梨状筋と坐骨神経は、お互いが影響しあう密接な関係。梨状筋のコリや仙腸関節のゆがみやハリを取り除くことが腰痛を解消するカギとなるのです。
この梨状筋のコリやハリをほぐす効果があるのが梨状筋ストレッチ。梨状筋をゆるめたり、逆に緊張を与えることで梨状筋をほぐします。血流の循環もよくなるため腰周辺の筋肉もやわらいで、骨盤や股関節のゆがみも解消。結果的に腰痛が改善します。
梨状筋ストレッチのやり方
さっそく梨状筋ストレッチのやり方を紹介しましょう。仰向けになったら右ひざを立て、角度が90度になるように曲げてください。その右足の下に、左足をくぐらせたら準備完了です。
くぐらせた左足側の手をお尻の下に入れて、左足を床につけるイメージで倒します。そして、倒した状態を息を吸いながら3秒間キープするのです。3秒たったら、今度は息を吐きながら脱力します。
この3秒キープと3秒脱力を3回繰り返してください。逆の足でも同様に行います。左右各3回を1セットとして、1日2セット行えば効果が実感できるでしょう。足を倒す角度は、自分のできる範囲で十分に効果があります。
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