お腹の脂肪で偽りのくびれができるメカニズム
体重が83kgある26歳の女性は「偽りのくびれ」を持っています。それは筋肉の減少が原因でお腹の脂肪が下垂したボディラインの歪みなのです。お腹の脂肪で偽りのくびれができるメカニズムを見ていきましょう。お腹の脂肪蓄積の原因は、じつは筋肉の減少にあったのです。
お腹の脂肪が溜まった状態だった
この女性のボディラインを見ると、たしかに通常の位置よりも10cmほど上ですが「くびれ」のようなものが見られます。実際、全体的にぽっちゃりしていても、くびれがある女性を見かけることは多いでしょう。
しかし、それは専門家に言わせれば「偽りのくびれ」。筋肉の減少によって垂れ下がってしまったお腹の脂肪が、腰骨のところにつかえて溜まった状態だったのです。
くびれのように見えるのは、本来あるべき場所のお腹の脂肪が下がってしまっているだけ。それでは、この女性のお腹の脂肪はなぜこのように下がってしまったのでしょうか？
お腹の脂肪蓄積は筋肉の減少が原因
この女性が18歳のころの体重は48kg。年ごろということもあってわずかな体重の増加にも気にかけ、頻繁にダイエットを行っていました。しかし、その内容は食事制限に頼ったものばかりだったのです。
その結果、ストレスをため込んでダイエットに失敗。リバウンドを繰り返します。そして、結婚・出産を経て徐々に体重を増やしてしまったのです。
筋肉の減少は代謝の低下を招いて、お腹の脂肪蓄積につながる原因。そして、また無茶なダイエットに走って筋肉の減少を招く悪循環に陥ったのです。この女性は負の無限ループにハマっていたのでした。26歳にしてお腹の脂肪で作られた偽りのくびれは、まさにそのサインです。
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