リバウンドしないダイエットには運動量が大切
ダイエットの悩みの1つがリバウンド。せっかくダイエットできてもリバウンドしたら意味がありません。じつは、リバウンドしないダイエットには「運動量」がカギであるという研究結果が発表されました。リバウンドしないダイエットは短時間のジョギングより長時間のウォーキングです。
リバウンドしないダイエットの研究
リバウンドしないダイエットの参考になるのが、ダイエットと運動量の関係を調べた研究結果です。アメリカのピッツバーグ大学では、200人の肥満者に共通した食事改善指導を実施して一斉にダイエットを始めてもらいました。
そして、その後の運動量に着目して1年間の追跡調査を4グループに分けて実施したのです。4グループとは「運動量」の中運動量または高運動量、「運動強度」の中強度または高強度の組み合わせになります。
運動量は1回あたり200kcalが中運動量、400kcalが高運動量です。運動強度は心臓や肺にどの程度負荷がかかるかで分類。中強度は少しきついと感じる運動で、呼吸が速くなるが息切れしない程度が目安。高強度はきつい運動で、呼吸が激しく荒くなるレベルです。
リバウンドしないダイエットは運動量
1年後の体重減少量は、高強度で中運動量のグループの2.9kgから、高強度で高運動量グループの5.8kgまで差が発生。しかし、統計学的な有意差はありませんでした。4つのグループともダイエットできた体重に大きな差はなかったということです。
しかし、実際に実践した運動量で比べるたところ、運動量が中運動量のグループでリバウンドが大きく、高運動量のグループでリバウンドが小さかったということがわかりました。すなわち、運動量を増やすことが体重のリバウンドを防ぐために有効である可能性が高いということです。
つまり、リバウンドしないダイエットに重要なのは、運動強度ではなく運動量。短い時間のジョギングよりも長い時間のウォーキングのほうが、リバウンドしないということです。ウォーキングなら週5日、1時間15分以上続けることで、リバウンドしないダイエットが可能になります。
■「リバウンドしないダイエット」おすすめ記事
リバウンド知らずのダイエットには秘密があった
■「ダイエット」おすすめ記事
筋トレダイエットに効くちょいアレンジスクワット
ダイエットには体幹より太もものほうが重要だった
下腹に効く!ダイエット効果の高いウォーキング
下腹部ダイエットになる「点字ブロック」歩き
縄跳びダイエットには食欲を抑制する効果がある
ワインオープナーダイエットで痩せる理由とは?
筋トレ効果を狙うなら糖質制限ダイエットはNG
ライザップの食事は糖質制限ダイエットと同じ
ドローインダイエットは1日2分で食事制限ナシ