ローカーボは脂肪を積極的に摂るダイエット法
脂肪を積極的に摂るゆるやかな糖質制限がローカーボダイエットです。ダイエットでは敬遠されがちな脂肪分を積極的に摂るというダイエット法になります。考え方としては、糖質制限で減らしたカロリーを脂をでカバー。敬遠されがちな脂を摂ることがローカーボの最大のポイントです。
ローカーボダイエットで15㎏減量
ローカーボダイエットは、愛知県の名古屋逓信病院の内科医長を務めるのが中村了医師らが集まって考え出したもの。かつては自らもローカーボを実践して、大きな成果が得られたといいます。
実際、中村医師は一時、体重が87㎏くらいあったときがあったとか。そのときにローカーボダイエットによって半年で15㎏の減量に成功。最初の一週間で6~7㎏も減ったといいます。
いまでは糖尿病や高血圧の予防のため、患者にローカーボダイエットを勧めているという中村医師。全国各地の病院でも、ローカーボダイエットを取り入れるところが増えています。
ローカーボダイエットのポイント
ローカーボダイエットの基本はローカーボ食。ローカーボ食とはカーボハイドレート、すなわち炭水化物をロー、つまり低くした食事という意味になります。ゆるやかに炭水化物を制限する食事療法といえるでしょう。炭水化物を悪とするわけではなく、炭水化物の量を適切に調整する食事療法です。
毎日の食事から米やパン、麺類などの炭水化物を完全に抜いてしまうような糖質制限は、効果はあってもつらく、途中で挫折しやすいものです。そこで、ある程度は糖質を摂ってもよいとすることで、安全で長続きすることを優先。それがゆるやかな糖質制限であるローカーボ食というわけです。
そして、ここからがローカーボダイエットの最大のポイント。いったん脂は悪であるという概念を取り払わなければなりません。炭水化物は減らすものの、カロリーは確保するのがローカーボダイエット。脂は積極的に摂るのです。
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