筋膜ストレッチで激しい運動ナシにダイエット
ダイエットは全身の代謝をよくすることが大切です。ここで筋膜というのは、1本1本の筋線維を包んでいるもの。筋膜がほぐれると、固くなっていた筋線維が大きく動けるようになって代謝がアップします。だからこそ、筋膜をほぐしたうえでストレッチするとダイエット効果がアップするのです。
まずは筋膜をほぐすストレッチ
まずは筋膜をほぐすストレッチです。腰の高さのテーブルの前に立ったら、両手をついて、そのまま両手を前に伸ばしてください。両足は浮かせずに、股関節のところで体がL字形になるようにします。
この体勢でなるべく指先を遠くに置くようにして30秒間キープ。腰の角度は直角が目標です。これでふだんなかなか伸ばさない、肩から背中、もも裏をつなぐ筋膜を伸ばすことができます。
肩から背中、太ももには全身の中でもとくに大きな筋肉が集中。大きな筋肉がより動きやすくなれば、それだけ代謝も上がりやすくなります。日本人には猫背が多く、大切な背中や腰の筋膜がこわばりがち。痩せやすい体にするためには、こうして筋膜をリリースすることが大切なのです。
筋膜をほぐしてからストレッチ
さらに、筋膜をほぐしてからのストレッチを紹介しましょう。ストレッチと筋トレを同時に行います。まず右手のひじを直角に曲げて頭の後ろに持ってきてください。左手も直角に曲げて、腰の後ろに持ってきます。
ここから両方のひじを中央に寄せて5秒キープ。左右それぞれの肩甲骨を回すようなイメージです。反対側も同様に行います。手を上に挙げているときは上に挙げる筋肉を使用。一方、下側の筋肉はストレッチしています。
筋膜ストレッチのポイントは、体を倒したり無理な動きをせずに、気持ちいいところで5秒キープすること。左右10回を1日3セットくらいから始めるとよいでしょう。
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