僧帽筋ストレッチは背泳ぎの動作で肩こりを予防
水泳をやっている人の多くの人は肩こりと無縁の生活といいます。これは肩まわりと首まわりの筋肉が肩こりに大きく関わるため。とくに肩から首を支えているのが僧帽筋が関係しています。このため、肩こり予防には僧帽筋のストレッチが効果的。僧帽筋ストレッチは背泳ぎの動作がポイントです。
僧帽筋ストレッチで状態がよくなる
僧帽筋は頭の重みを支えているだけでなく、肩も引っ張っているので腕の重みを支える筋肉。常に強く引っ張られているため、その刺激によって肩こりの痛みが出ると考えられています。
このため、ふだんから僧帽筋をストレッチしていると、血流などの循環が促進されて状態がよくなるというわけ。僧帽筋がよくほぐれて、肩こりになりにくいと考えられるのです。
実際、水泳は肩甲骨周辺の筋肉をとくに使う運動。とくにクロールや背泳ぎ、バタフライなどは常に肩を大きく回す必要があるため、僧帽筋の収縮とストレッチが繰り返されています。
僧帽筋のストレッチで肩こりを予防
とはいえ、水泳をするにも近所にプールがないという人も多いでしょう。そこで、家でもできる1日1分で肩こりが予防できる僧帽筋ストレッチを紹介します。立った状態で、水泳の大きく手を動かす動作を行うイメージです。
まずは背泳ぎの動作をするために、片腕を上に伸ばします。高くにあるものをとるように、なるべく上に伸ばしてください。そして、とったものを後ろにある机に置くように腕を後ろに回すのです。
反対側も、高いところにあるものをとるように伸びたら、肩をひいて後ろに置くように動きます。僧帽筋ストレッチは痛くない範囲で交互に、1回5秒ほどかけて左右6回ずつ繰り返してください。左右で10秒、6回で1分ということです。
■「僧帽筋ストレッチ」おすすめ記事
僧帽筋ストレッチで肩こり・首こりを解消する
僧帽筋はストレッチでなくストレス解消が効果的
僧帽筋の筋トレはペットボトルを持って肩すくめ
■「ストレッチ」おすすめ記事
腸腰筋ストレッチでぽっこりお腹を即効解消!
腸腰筋ストレッチは筋膜をほぐしてからが効果的
腸腰筋ストレッチは腸骨筋をほぐしてからが効く
梨状筋ストレッチは両足を「ハ」の字にして座る
ブラジル体操で覚えておきたい基本メニュー6つ