呼吸が浅いと太る!?インナーマッスルが鍵を握る
呼吸が浅いと太りやすくなるのをご存じですか? 呼吸が浅いと結果的に代謝が低下してしまうからです。呼吸が浅い状態になる原因は、不安やストレスのほか、インナーマッスルがうまく使われないことがあります。呼吸が浅くなるのを回避する方法を紹介しましょう。
不安やストレスで呼吸が浅い状態に
呼吸というのは自律神経の働きによって無意識に行われるもの。呼吸は生きていくためにはもちろんのこと、体調を整えたり、精神面を安定させたりと、非常に大切な役割を果たしています。
そもそも自律神経には、体が活動状態のときに優位になる交感神経と、リラックス状態になると優位になる副交感神経があります。この2つの神経が相互にバランスよく働くことで、体の調子を整えているのです。
しかし、不安やストレスなどにさらされると自律神経のバランスが崩れてしまい、交感神経が優位に働きます。すると呼吸が浅い状態になり、肺の中までうまく酸素を取り込めなくなるのです。
呼吸が浅い状態を回避するには?
呼吸が浅いと十分なガス交換が行われなくなり、結果として血行が悪くなります。すると代謝が低下してしまい、痩せにくい体になってしまうのです。
呼吸が浅い状態を回避するには、意識してゆったりと深い呼吸を繰り返して副交感神経を優位することが大切。体をリラックスさせることが必要です。
また、呼吸の機能を担っている肺があるのは、背骨の一部分である胸椎と肋骨と胸骨に囲まれた、胸郭と呼ばれるスペース。肺は自分だけの力で動くことができないため、横隔膜や肋間筋などのインナーマッスルで動かされています。
すなわち、インナーマッスルがうまく使われないと、呼吸が浅い状態になって太りやすくなってしまうということ。意識して深い呼吸を行うことに加えて、インナーマッスルをよく使うように呼吸することが大切なのです。
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