仙腸関節のストレッチで腰痛を改善する方法
仙腸関節のストレッチは腰痛改善に効果があります。というのも、ほとんどの腰痛の原因は仙腸関節の機能障害にあるからです。上半身と下半身をつなぐ重要なポイントが仙腸関節。オフィスでも実践できる仙腸関節ストレッチで、なかなか治らなかった腰痛を改善していきましょう。
立ったまま仙腸関節ストレッチ
機能障害に陥った仙腸関節をほぐすなら仙腸関節のストレッチが効果的です。ちょっとしたスペースで立ったまま実践できるストレッチなので、オフィスや自宅ですぐに試すことができます。
仙腸関節ストレッチは、両足をそろえて背筋を伸ばして立ったら準備完了。この姿勢から、息を吸いながら右足の太ももが水平になるまで引き上げていきます。引き上げた右足は、そのまま外側に開いてください。
右足を開ききったら、息を吐きながら開いた足を前方に戻します。正面に戻したら、足を下ろして終了。仙腸関節ストレッチはひざと足首の角度がしっかり90度に曲げておくのがポイントです。左右交互に10回ずつ行います。
仰向けで仙腸関節ストレッチ
仙腸関節ストレッチには仰向けで行う方法もあります。仰向けになって、背筋を伸ばしたまま両ひざをかかえてください。手が届かない場合は、太ももをかかえてもOKです。
この姿勢から脚の力でひざを交互に前後させて、こわばった腰の筋肉をほぐします。ポイントは太ももを体に引き付けるように動かすこと。20回ほど動かしたら、今度は右ひざをかかえて左ひざを斜め上に伸ばして10秒キープします。
ここでのポイントは右ひざは体にひきつけず、かかえたままの状態にすること。このとき、腰を少し反らせるように意識します。伸ばした左足はできるだけ大きな弧を描くように下ろしてください。これを両脚で行います。
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