腹式呼吸の効果で脚のむくみが解消する理由
寝たままで行う腹式呼吸の効果で、脚のむくみ解消効くことがわかりました。やり方は仰向けに寝て腹式呼吸するだけと、とてもシンプルです。腹式呼吸の効果で脚のむくみが解消するメカニズムと、実際に寝たままでの腹式呼吸のやり方を紹介しましょう。
腹式呼吸の効果で脚のむくみが解消
寝たままの腹式呼吸の効果で脚のむくみが解消する理由は2つあります。1つはリンパの滞りの要となる腸管リンパを刺激できることです。
リンパの滞りでは、脚のリンパ系だけでなく腸管のリンパ系の影響が無視できません。腸管のリンパ管は水分回収量が多いという特徴があります。腸管から大量に回収された水分が向かうのは、横隔膜の近くにある「乳び槽」です。
そして、乳び槽は腸管からのリンパ管と、左右の脚からのリンパ管の合流地点。腹式呼吸で横隔膜を動かせば、リンパ液は乳び槽から胸の太いリンパ管へ押し流されます。すると、脚からのリンパ管のリンパ液が流れやすくなるのです。
腹式呼吸は食後1~2時間が効果的
腹式呼吸の効果で脚のむくみが解消する2つめの理由は、尿の排出が促されること。血中の塩分濃度が上がると、脳下垂体から抗利尿ホルモンが出て、水を貯めやすくなります。腹式呼吸は、抗利尿ホルモンを減らす効果があるのです。
腹式呼吸の効果で脚のむくみを解消するなら、食後1~2時間に行うと効果的。食事のときの水分や脂質をスムーズにリンパ管から回収できるからです。
寝たままの腹式呼吸は、仰向けに寝てへそ下に手を当てて行います。息を吸うときにお腹が膨らみ、吐くときにへこむのに合わせて、手が上下するように呼吸しましょう。1分間に3呼吸ほどが目安です。
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