太ももを細くするインナーマッスル深層外旋六筋
下半身太りの原因は、お尻の奥のインナーマッスルである深層外旋六筋が硬くなることにあります。深層外旋六筋は骨盤と太ももをつなぐ筋肉群です。逆にいえば、太ももを細くするならインナーマッスルを鍛えればよいというわけ。太ももを細くする骨盤エクササイズを紹介します。
お尻のインナーマッスルが硬くなる
オフィスワークなど座っている時間が長い生活では使う機会が少ないため、現代人のお尻のインナーマッスルは硬くなりがち。すると、大腿骨を骨盤に引き寄せる力が弱まります。これが下半身太りの根本原因です。
大腿骨を引き寄せる力が弱まると、まず大腿骨の骨頭が外側にずれます。そのぶん足の付け根が外側に張り出してしまうのです。また、骨盤を正しい位置でキープできなくもなります。このため骨盤は前傾または後傾してしまうのです。
すると、立ったり歩いたりするときに、足の前側や外側の筋肉ばかりを使うようになります。これらの筋肉が必要以上に大きくなる一方で、足の内側や後ろ側の筋肉は使われずに脂肪が蓄積。結果として、太ももが太くなるのです。
太ももを細くするインナーマッスル
つまり、太ももを細くするなら硬くなった深層外旋六筋を鍛えればよいということ。骨盤まわりのインナーマッスルを鍛えれば太ももを捕捉することができるのです。
さっそくインナーマッスルである深層外旋六筋を鍛える骨盤エクササイズを紹介しましょう。床に横向きの姿勢になったら、ひざは直角、太ももと胴体の角度は120度になるように足を曲げます。背すじは伸ばして、背骨のラインと足首が一直線上にくるようにしてください。
この体勢から足首をつけたまま、上側のひざを開けるところまで開いたら20秒キープするのです。キープしたあとは、ひざの開閉を20回行います。反対側も同様に行ってください。
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