6パックは誰でも生まれたときから備わっている
6パックとは割れた腹筋を表す言葉。タテとヨコに6分割されているように見えることから、6パックと呼ばれます。じつは6パックは、誰でも生まれたときからすでに備わっているもの。お腹まわりの脂肪さえ落とすことができれば、腹筋を鍛えなくても6パックが姿を現すのでした。
6パックは腹直筋の形状に由来
6パックと呼ばれる割れた腹筋は、実際にはお腹にあるいくつかの筋肉のうちの腹直筋の形状に由来しています。腹直筋はみぞおちあたりの肋骨から、恥骨までを結ぶ筋肉です。
腹直筋はタテに長い2枚の筋肉で構成されています。2枚は中央でタテに結合していて、この結合している部分は6パックのタテ線。解剖学的には白線と呼ばれます。
そして、2枚の腹直筋はそれぞれヨコに区切っているのが腱画と呼ばれる腱。この腱画が6パックのヨコ線となります。すなわち、腹直筋はそもそもの形状として、6パックになっているのです。
6パックが現れるかは体脂肪率
このように、腹筋をタテに分ける白線もヨコに分ける腱画も、生まれたときから腹直筋に存在。すなわち6パックも生まれたときから、誰にでも備わっているものなのです。
それではなぜ6パックが見えないかというと、お腹に脂肪がついているため。6パックが現れるかどうかは、体脂肪率でほぼ決まります。腹筋運動でどれだけ鍛えるかはあまり関係ありません。
実際、中高生の男性アイドルの多くは、体脂肪率が少ないために6パックが浮き出ているはず。これは人並みはずれた腹直筋を持っているわけではなく、単に体脂肪率が低いために、6パックが見えているだけなのです。
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