腹式呼吸の効果でダイエットするには逆式がカギ
腹式呼吸といえば、息を吐くときにお腹をへこませ、吸うときにお腹をふくらませるのが基本です。じつはこれ、正確には順腹式呼吸といいます。そして、息を吐くときにお腹をへこませる逆式腹式呼吸も存在。腹式呼吸の効果でダイエットするには、この逆式がカギを握っているのです。
逆腹式呼吸の効果でダイエットする
さっそく、逆腹式呼吸の効果でダイエットする方法を紹介しましょう。まず仰向けになって足先を伸ばし、両手を頭の上でクロスします。やや反った体勢がスタートポジションです。
この体勢から、ゆっくりと逆腹式呼吸を行います。息を吸うときにお腹をへこませて、息を吐くときにお腹をふくらませるのです。10秒間吸って、10秒間吐くという逆腹式呼吸を3回行います。
順腹式呼吸は、息を吸ったときに横隔膜が下がってお腹がふくらみ、息を吐くときに横隔膜が上がってお腹がへこみます。このため、腹腔内の容量はあまり変わりません。
逆腹式呼吸の効果に拍車をかける
一方の逆腹式呼吸は、横隔膜が下がったときにお腹がへこむので、腹腔内は収縮します。そして、横隔膜が上がったときにお腹がふくらむので、今度は腹腔内が拡張するのです。
逆腹式呼吸の効果は、腹式呼吸とまったく逆の動きをすることでいつもより深い呼吸ができること。圧迫から開放された内臓に酸素をたっぷり送り込むことができるので、脂肪燃焼効果が期待できます。
逆腹式呼吸の効果に拍車をかけるのが、両手と両足を伸ばしたポーズです。仰向けになって体を反ることで、肺や内臓を圧迫から解放。そこに逆腹式呼吸の効果で酸素が血液とともに内臓に流れ込み、脂肪を燃焼させるわけです。
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