背中のぶつぶつはニキビではなく肌カビだった
吹き出物は一般的に、皮脂の過剰分泌や毛穴の詰まりで炎症をおこす背中ニキビといわれています。しかし、じつはそのほかにも背中のぶつぶつには意外な原因があったのです。じつは、背中のぶつぶつはニキビではなく、肌カビに原因があります。背中のぶつぶつの原因を詳しく見ていきましょう。
背中のぶつぶつは肌カビだった
背中のぶつぶつはニキビではなく肌カビ。正式にはマラセチア毛包炎です。マラセチアは誰の皮膚にも存在しているカビの一種。マラセチア毛包炎とニキビの違いはかゆみを伴うことになります。
この肌カビはある条件が揃うと異常繁殖するのです。それが「高温・多湿・不潔」という3つの悪条件が重なると増殖します。というのも、肌カビは皮膚温度34度以上、湿度95%以上で増殖を開始するのです。
さらに、背中のぶつぶつを増やしてしまう習慣が重ね着。冬の時期はいろいろ着込んでしまうもの。外ではよいものの、室内では急に温度が上がってしまい皮膚の温度を上げてしまいます。外の気温に合わせた服の重ね着が背中のぶつぶつを増やす悪条件になっているわけです。
背中のぶつぶつは汗を拭いて予防
それでは、背中のぶつぶつを繁殖させないためにはどうすればよいのでしょう? 基本的には、背中を清潔に保つしかありません。そのためには2つ重要なことがあります。1つはお風呂で体を洗う順番です。
背中のぶつぶつを予防するための正しい体の洗い方は、まずシャンプーやコンディショナーで髪を洗ったのちに、体を洗うこと。コンディショナーを最後に流してしまうと、流し残しで背中の毛穴が詰まる可能性があるのです。
もう1つ、背中のぶつぶつ予防で重要なのが、汗をかいたらすぐ拭くこと。とくに重ね着したまま室内に入ってかく汗は、背中の湿度を上げる原因になります。すぐに汗を拭くことで背中の湿度は急落。背中のぶつぶつを予防できるのです。
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