背中ニキビの原因は「コリ」による血行不良かも
「背中ニキビ」は、ニキビの原因菌として知られているアクネ菌ではなくマラセチア菌が原因です。シャンプーの流し残し、寝汗、髪の毛の刺激、食べ物、紫外線などさまざまな原因によってマラセチア菌が増殖して背中ニキビが発生します。そして、背中や肩のコリも背中ニキビの原因となるのでした。
背中ニキビの原因はコリによる血行
長時間のデスクワーク業務や家事によって、肩や背中がこっているという人は多いはず。じつは、この肩や背中の「コリ」が背中ニキビの原因になるのです。
肩や背中にコリがおこるということは、その部分の血行が悪くなっているということ。顔などと同様に、背中も血液によって栄養が皮膚細胞に運ばれています。血行が悪くなってしまうと細胞に栄養が十分に行き渡らなくなり、ターンオーバーの周期が乱れてしまうのです。
その結果、古い角質がたまり、毛穴に詰まって背中ニキビになってしまうのです。また、背中ニキビの原因はアクネ菌ではなくマラセチア菌。アクネ菌のニキビと比較すると、あまり痒み、痛みを伴わないのが特徴とされています。
背中ニキビ対策にストレッチする
このため、なかなか背中ニキビが治らない人は、肩や背中のコリが原因かもしれません。また、スマホやパソコンは長時間使っていると猫背になりがち。肩や背中がコリやすくなるので、血行をよくするための習慣を取り入れることが大切です。
とくに、同じ姿勢でいる時間が長い人やパソコン作業を長時間行う人は注意しなければなりません。目からの疲れ、腕からの疲れ、そしてオフィスの冷えといったさまざまなな要因から、背中や肩の「コリ」がおこります。
長時間におよぶデスクワークや家事を行う時は、背中ニキビ対策の意味も含めて、意識的にストレッチなどでコリほぐしてあげるとよいでしょう。背筋を常に伸ばすように心がけることも大切です。