鼻づまりを片方たった20秒で解消する方法とは
鼻づまりの原因は鼻水と思われがちですが大間違い。鼻づまりがおこるのは、鼻の中にある鼻甲介が腫れることによって空気の通り道がふさがるからです。そんな鼻づまりを片方たった20秒で解消する方法を紹介しましょう。なんと、握りこぶしで脇の下を圧迫すると鼻づまりの片方を治せるのです。
鼻づまりの片方を解消するやり方
膨らみすぎた鼻甲介を小さくして、鼻づまりの片方だけを解消する簡単な方法があります。それは、鼻がつまっている側のこぶしを握って脇の下を圧迫するという方法です。
鼻づまりの片方を解消する具体的なやり方は、まずつまっている鼻と同じほうの手でこぶしを握ります。次に、つまっているほうの鼻と反対の脇を開いて、そこにこぶしが無理なくはまるように当てるのです。
そのまま開いた脇の下を閉じてこぶしを挟んで、脇の下の周辺を圧迫してください。この状態で20秒ほど待ちます。なんと、たったこれだけで片方の鼻づまりが改善するのです。
実際に、ふだんから寒暖差アレルギーによる鼻づまり悩む男女2名で、この鼻づまり改善法を検証してみましょう。2人の寒暖差アレルギーのときの鼻甲介を見てみると、たしかに大きく膨らんでいます。
片方の鼻づまりが交感神経で解消
そこで、この鼻づまり改善法をやったあとに鼻甲介を見てみると、たしかにすき間ができているのが確認できました。検証前と比べると、鼻甲介が小さくなり、鼻の奥のすき間がよく見えているのがわかります。
この鼻づまり改善法は、脇の下の交感神経を刺激することで、鼻甲介の粘膜の腫れが縮小。鼻甲介の粘膜の腫れがひくと空気の通り道が広がるので、片方の鼻づまりが解消するわけです。
交感神経は脇の下と鼻でつながっているため、脇の下を圧迫することで鼻の交感神経を刺激します。交感神経が刺激されると血管が収縮して、鼻甲介が小さくなるのです。
ポイントは交感神経がわきの下と鼻で左右反対につながっているということ。このため、右の鼻がつまっているときは左の脇の下、左の鼻がつまっているときは右の脇の下を刺激するのです。
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